コンサルタントとは何か?〜私自身の気づき〜
私のような仕事は、いわゆる「コンサルタント業」と呼ばれるようです。
あるお客様から相談を受けた際、こう言われました。
「先生にぜひご指導をいただきたいと思います」
──先生?ご指導?
私はそんなスタンスではないのに……と思いながら、お話をお聴きしました。
また、別の企業の役員からは、
「古賀さんに社員が頼り切ってしまい、自立できないのではないか」と懸念され、
契約の打ち切りを申し渡されるという残念な経験もありました。
このとき、私は強く感じました。
自分は、依頼された業務に対して「経験の有無」にとらわれず、
ひとつの「型」を提示し、一緒に考えることでクライアントの自立を促そうとしていたのだと。
あるとき、ベテランコンサルタントに教わりました。
「企業からの相談の裏には、本質的な課題が隠れている。
それを見抜き、解決策を提示し、助言することがコンサルタントの役割だ」と。
確かに、それも大切なスタンスだと思います。
そんななか、私はふと、ChatGPTにも「コンサルタントとは何か?」を尋ねてみました。
返ってきた答えに、思わずハッとさせられました。
🔹① 気づきを与える(Thinking Partner)
お客様自身が考え、行動できるように「問い」を投げかけたり、見方を変えさせる存在。
🔹② プロジェクトを進める(Facilitator)
お客様が自力で進められないときには、「こう進めましょう」と進め方を示し、
ときには「ここまでやってきてください」と強く背中を押す存在。